地震頻発!スロースリップの原因?大地震への前兆か?関連性は?

2018年6月24日

6月18日に起きた大阪北部地震、復旧が急ピッチで進んでいるとはいえ、まだまだライフラインが完全に回復していない地域も多く、地震の傷跡を色濃く残しています。

この大阪北部地震でも教訓とされているのが、日ごろからの心構え。小学生の女児がブロック塀が倒れてきたことで亡くなってしまう痛ましい事故も起きてしまいましたが、これも事前にしっかり対策をしておけば防げた、いわば人災。

日頃から、地震大国である日本に住んでいる以上、どこでもいつ地震が起きても不思議ではない心構えは忘れてはならないです。

その意味も込め、ここでは最近頻発しているスロースリップの原因や、大地震との関連性について分かりやすく述べていきたいと思います。

地震頻発!スロースリップの原因?

スロースリップ説明図(https://fusitan.net/0211/より)

引用:https://fusitan.net/0211/

たまにニュースなどでも耳にする「スロースリップ」。このスロースリップというのは、どんな現象なのでしょうか?

スロースリップとは、海のプレートと、陸のプレートが、その間でゆっくりと滑ることで生じる地震のことを指します。また、1つのプレートの中に存在する断層の面でも発生することもあります。

大阪北部地震は直接的に、このスロースリップとは関係ありませんが、その前後に関東地方で、震度4~5クラスの地震が頻繁に起きていますが、これがスロースリップの原因と言われているのです。

これは千葉県沖のプレートでのひずみによって起きているスロースリップですが、何も日本で起きるスロースリップはここだけではありません。

気象庁も、「2月下旬以降、四国中西部でプレートのスロースリップ(ゆっくりすべり)による地殻変動が起きている」と発表しており、そうなると、静岡県沖から四国北部までを震源地としていて、今度30年以内に大地震が起こる確率が高いと言われている「南海トラフ大地震」とのスロースリップの関連性が気になってくるところです。

次からは、南海トラフ大地震とスロースリップの関連性について述べていきたいと思います。

南海トラフ大地震とスロースリップの関連性

地震のイメージ図(フリー画像PhotoAC)

実際、紀伊半島南東側にある陸のプレートと海のプレートがゆっくりの1~4cmほど滑る、いわゆるスロースリップ現象が起きているのです。これだけなら、大被害とまでの地震にはなりませんが、このひずみが蓄積していくことで、危惧されている南海トラフ大地震を起こす引き金になりかねないと指摘する専門家も少なくありません。

残念ながら、地震予知を含めた地震研究はまだまだ発展途上で、解明されていない部分も多く、スロースリップによって確実に南海トラフ大地震を引き起こすとまでは断言できませんが、いつ起きても分からない状況ということだけは間違いないでしょう。

スロースリップは大地震の予兆?

地震のイメージ画像(フリー画像Pixaboy)

つまり、現在、千葉県沖、和歌山県沖をはじめ、日本全国で発生、危惧されているスロースリップ。この滑りが頻繁することで、より大きなひずみが溜まっていき、いつしかプレートが我慢できなくなった時に、大地震が発生する予兆という見方は濃厚と言えます。

大阪北部地震でも事前にしっかり対策しておけば防げた命、防げた事故は多くありました。「自分の住んでいるところは大丈夫だろう」ではなく、日本に住んでいる以上、どこでもいつ大地震が起きても不思議ではない心構えがやはり重要と言えます。

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