「梅雨」って日本だけの季節でしょうか?外国では梅雨はないの?

2019年1月30日

紫陽花の花 の画像GWが明け、徐々に暑さが本格的になってくる6月初旬。
新緑の季節が終わり告げていよいよ夏到来と思いきや、毎年必ずやってくる季節、梅雨。

くせ毛がコンプレックスのわたしなどは、毎年この湿気の季節に悩まされます。
ほかにも、洗濯や毎日の通勤・通学など、様々な面でやっかいな季節ですよね。

四季の国、日本に住まう者の運命のように感じてしまいそうになりますが、実は日本以外の国にも梅雨はあるってご存知ですか?

今日はそんな梅雨について、由来や日本国外の梅雨事情などについてご紹介します。

「梅雨」って日本だけの季節でしょうか?

毎年、なんとなく「あぁ、今年も来たな」と思いながら迎える梅雨ですが、そもそも何故”梅の雨”と書いて”つゆ”と呼ばれるのでしょうか?
梅雨の由来について調べてみたところ、有名な以下2つの説が浮上しました!

①中国の長江流域の地域で、梅の実が良く熟す時期に長く降る雨を”梅の雨”と書いて”ばいう”と呼ぶようになった

②中国で雨が長期間に渡って降り、湿気が多くなりカビが生えやすくなることから”黴の雨”と書いて「びう」と呼んでいたものが日本に伝わった際、
派生して「つゆ」にかわったという説。

梅の実 の画像いずれも、中国からの伝承で、やはり梅にゆかりがあるようですね。

元は中国から伝わったとされる梅雨。
では、梅雨は日本以外の国にもあるのでしょうか?

日本国外の梅雨事情とは?

さて、実は中国から伝わった梅雨ですが、日本国外にも存在するのでしょうか?
答えはズバリ・・

日本以外にも梅雨はあります!

では梅雨が存在している国と、それぞれの国の梅雨事情についてみていきましょう。

■中国■

中国は、日本に比べてとても国土面積が広いため、全土で梅雨があるわけではなく、一部の地域に存在するようです。
主に、上海より南の地域のみ梅雨前線が影響し、梅雨が訪れます。

■台湾■

台湾は、何故か年によって梅雨の時期が多少変動するそうです。
一般的には5月中旬頃から6月中旬頃となリ、日本より少しだけ早く梅雨入りするようです。
台湾の梅雨は日本同様、湿度が高く、カビが生えるなど生活に悪影響を及ぼすことが多いのだとか。

■韓国■

韓国は、一般的に6月下旬から7月下旬が梅雨入りの時期となります。
日本より少し遅い梅雨入りですね。
しかし、韓国では年間降水量の約30%がこの時期に集中しており、韓国での梅雨は貴重な水資源を貯める時期なんだとか。
国によって梅雨に抱くイメージが異なることがよくわかります・・

梅雨の定義とは?

良く降る雨 水たまりの画像国ごとに、梅雨入り時期や、梅雨に対する考え方が異なることがわかったところで、日本における梅雨の定義についてみていきましょう。

毎年当たり前のように、ニュース番組のお天気コーナーなどで”梅雨入り”と言われますが、そもそも梅雨とは何も持って梅雨というのでしょうか?

まず、梅雨入りする6月初旬ごろになると必ず耳にする”梅雨前線”という単語。
これは、5月から7月の時期になり、揚子江気団と熱帯モンスーン気団から発生した温かい空気と、オホーツク海気団と小笠原気団から発生した冷たい空気がぶつかり合い空気の間に激しい温度差が生まれます。この温度差からできる停滞前線のことを言います。

この停滞前線(梅雨前線)が、1カ月から2カ月近くかけ、ゆっくりと北へと動く間に、長い期間雨を降らせます。
この雨が降る期間に突入することが、梅雨の定義のようです。

ちなみにこの梅雨前線は、東アジアを中心に広がっているため、先述した日本以外の国でも梅雨は存在するわけです。

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まとめ

梅雨空の都会 の画像雨の雫がついた紫陽花の花今回は、何かと厄介な季節、梅雨についてご紹介しました。

実は日本以外にも存在していて、国によってはありがたい季節でもあるのですね。

梅雨は、日本文化である俳句の季語としても、多く用いられる言葉です。
ジメジメして気分が落ち込みがちになりますが、日本人として、梅雨があることを誇りに思いたいものです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。