一人暮らしの初期費用に100万円もかかるって本当!?

2020年12月2日

一人暮らしがしてみたい。

そう思っても、行動に移す前にある程度まとまったお金を準備する必要があります。

一人暮らしを始めるためには、毎月の生活費の他に、初期費用が必要になるのです。

初期費用として、どのくらいの金額を貯めればいいと思いますか? 30万円?50万円?それとも100万円!

この記事では、一人暮らしにかかる初期費用の内訳を見ながら、

一体いくら準備したらいいのかをみていきます。

一人暮らしにかかる初期費用の種類

新しく賃貸契約した新品の部屋

初期費用には、敷金礼金・仲介手数料といった賃貸契約にかかる費用、家具家電の購入費用、引っ越し費用などがあります。

では、それぞれの初期費用について見ていきましょう。

敷金礼金・仲介手数料などの賃貸契約にかかる費用

敷金は、一般に家賃の13か月分程度です。

退去時の原状回復のために預けておく費用のため、敷金から原状回復にかかる金額を払った後に残っていれば戻ってきます。

貸主(大家さん)に支払う礼金は、家賃の12か月分程度が一般的です。

また、不動産会社に支払う仲介手数料にも家賃の1/21か月分程度かかります。

そのほか、1か月分の家賃、火災保険(年額5,000円~10,000円程度) も契約時に支払う必要があり、鍵交換費用がかかる場合もあります。

賃貸契約にかかるこれらの費用は家賃をもとに計算されるので、家賃によって初期費用に差がついてきます。

家賃が5万円なら、初期費用は2035万円程度ですが、家賃10万円の物件だと初期費用4070万円程度となります。

初期費用をおさえたいのなら、敷金礼金ゼロの物件を探すという手もあります。

しかし、そのような物件は全体の中で比較的少なく、家賃が周辺の相場よりも高く設定されていたり、立地や設備が悪く人気がなかったりすることも。

退去時に原状回復費が必要となったり、鍵交換費用がかかったりするなど、他の費用が高くついてしまう場合もあります。

家具・家電の購入費用

大型の家具屋さんや家電量販店に行くと、一人暮らしに必要な家具や家電を提案してディスプレイしてあるため、すべて買いそろえたくなりがちです。

しかし、部屋のスペースや自分にとって必要なものはどれかをよく考えて購入したほうがいいでしょう。

特別なこだわりがなく、量販店やホームセンターでベッド、テーブル、ソファ、椅子、収納などの一通りの家具を購入すれば、数万円~10万円程度です。

洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、テレビ、掃除機などの家電は、10万円~20万円程度でそろえられます。

費用を安くおさえたい場合は、実家で使わない家具や家電をゆずってもらう、中古品を購入する、レンタルでそろえる、家具・家電付きの物件に引っ越すといった方法が考えられます。

その他

日用品、カーテン、ふとん、食器などにも510万円の費用がかかります。

引っ越し費用

引っ越し費用は時期や荷物の量によって変わります。

引っ越し業界では、5月~1月が通常期で24月が繁忙期です。

進学や就職のために一人暮らしを始めるのなら、繁忙期に引っ越すことになりますが、そうでない場合は通常期に引っ越したほうが、費用を安く抑えられますね。

引っ越しの費用は、初めての一人暮らしで荷物が少ない人なら、通常期の近距離なら2万円前後ですむこともありますが、繁忙期に遠距離となると8万円以上かかることもあるでしょう。

引っ越しの費用をおさえたいなら、家族や友人に協力してもらって自分で引っ越し作業をしたり、荷物が少なければ宅配便を利用したりするといいでしょう。

初めての一人暮らしなら、家具・家電は持っていかずに新しく購入することが多いですよね。

購入した店舗から新居に届けてもらうことで、引っ越しの荷物も少なくすみます。

初期費用の割合

何に一番お金がかかるの?

手芸で引っ越しのトラックと荷物のイメージ

それぞれの初期費用のおおよその割合をみていきましょう。

賃貸契約にかかる費用は、初期費用全体の約3550%を占めることになります。

やはり、1番お金がかかるのは部屋ですね。

家賃を低くおさえて賃貸契約を結べば、初期費用が大幅に減らせるでしょう。

一人暮らしを始めてからは毎月の生活費がかかってきますので、自分の収入に見合う家賃の物件を探して引っ越さないと、その後の暮らしにまで影響をおよぼすことにもなりかねません。

2番目は、家具家電の購入費用で、全体の約2530%。引っ越し費用は全体の約20%以下となっています。

細かいものにも出費がかさみ、その他の費用は全体の約10%かかるでしょう。

もちろん、それぞれの費用ごとに、人によって多くかけたい部分と節約したい部分があるため、割合が逆転することもあります。

まとめ

広々とした都会の風景

一人暮らしの初期費用は、節約すれば50万円以下にもおさえられますが、100万円以上かかってしまう場合もあります。

タワーマンションのような家賃の高い物件に引っ越す場合は、賃貸契約の初期費用だけで100万円を超えてしまうこともありますが、一般的には50万円ぐらい準備すれば足りるでしょう。

100万円ほどは必要ないにしても、ゆとりをもって新生活を始めたいなら、初期費用を払ったあとにある程度の金額が手元に残るように準備しておきたいものです。