赤ちゃんの脳性麻痺、治療法は?今後の生活はどうなる?

2018年6月2日

約0.2%の確率で脳性麻痺の状態で生まれてくると言われています。

運動機能や知能障がいとなるため、なかなか赤ちゃんの頃だと分かりづらいのも怖いところです。

前回は、「【怖い!新米ママ、パパ必見】赤ちゃんの脳性麻痺、症状は?」と題して、脳性麻痺の症状や原因についてお届けしましたが、今回は、脳性麻痺と診断された場合の、治療法や今度の生活についてお送りします。

健康そうな赤ちゃんの手

赤ちゃんの脳性麻痺、治療法は?

未熟児で生まれた場合、特に注意!

脳性麻痺に関する資料のグラフ

上記のグラフは、1,000人あたりの脳性麻痺で生まれてくる赤ちゃんの割合を表しています。

このグラフを見ても一目瞭然のように、2,500g以上のいわゆる健康優良児で生まれた場合、その確率が0.5%程度と、もともと1,000人に2人(0.2%)程度と言われているので、その確率0.1%以下となり、極めて脳性麻痺で生まれる確率は減ります。

対して。1000g未満の未熟児で生まれた場合は、妊婦さんの知識が以前より増えたこともあり、割合は減少傾向ではあるものの、まだ10%程度と高い値となっており、未熟児で生まれた場合は、特に小まめに診断を受けるなど配慮が必要となります。

未熟児として生まないために

本来、胎児としてまだまだ外気に触れるほど肉体が形成されていない状態のため、未熟児は脳がしっかり育成できていなかったり、免疫力も弱く、感染症などにかかりやすいため、脳性麻痺も確率が上がってしまいます。

では、未熟児として生まないために、妊婦さんはすべきことは何でしょうか?

  • お母さんがやせすぎている(過度なダイエット含む)
  • 喫煙
  • バランス良い食事を摂らない

特に喫煙は、タバコを吸うことで、血管が収縮してしまい、赤ちゃんに充分な栄養や酸素を届けることができなくなり、最悪の場合、赤ちゃんに酸素が行き届かなく、仮死状態になることも。これは脳性麻痺になる主因とも言えるものです。

妊娠中は「後悔先に立たず」、タバコは我慢しましょう。

脳性麻痺の治療法はある?

錠剤の薬

残念ながら、脳性麻痺を完全に完治する方法は見つかっていません!

ですが、悲観することはありません。

早期に発見することで、例えば歩行に問題が出ていても、理学療法や作業療法などで幼稚園にあがるころまでには問題なく歩いている事例もたくさんあります。

言語障がいでも言語療法があり、手術によって体を適切な動きができるようにするなど、ケアや治療法はたくさんあります。

もちろんながら、それらのケアは早ければ早いほどが良いもの。新生児検診など定期検診を怠ったり、少しでも異常な行動、言動があったら万が一のことを考えて受診しましょう。

将来、学校には通えるの?

通学している男の子

脳性麻痺でも、早めにケアをしたことで、日常生活には支障が出ない場合など程度があります。重い症状の場合、どうしても広範囲の理学療法を受けるなど大人のケアが必須となるので特殊学級で学ぶことになります。

この判断基準も住んでいる自治体によって変わってきますので、早めに自治体や学校に相談すると良いと思います。

とにかく、脳性麻痺としても悲観することなく、事実をしっかり受け入れ、ママさん、パパさんも我が子に何をしてあげられるのかしっかり考えましょう。

また、自分たちだけでなんとかしようとせず、公的な期間などサポートしてくれるところはたくさんありますし、お金の面でも助成制度があります。抱え込まずに、公的機関をはじめ、周りの人にも遠慮せず一緒にサポートしてもらえる体制を作りましょうね。

まとめ

脳性麻痺の治療法や今後の生活についてお送りました。

適切な治療やケアを行うことで、QOLをほとんど落とさず生活が可能です。

そのためにも、パパさん、ママさんはしっかり検診を受ける、妊娠中の生活を気を付けるなどやれるべきことはしっかりやりましょうね。